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(株)トミーウォーカーのPlay By Web『SilverRain』『無限のファンタジア』のキャラクター達の共用ブログ。
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2024/11/24 (Sun)

“戦争”が終わった。
14名の死者と、数多くの重傷者を残して。

一つ、息を大きく吐いて、ゆっくりと壁に背を預ける。
度重なる戦闘で消耗はしていたが、致命的な怪我は無い。
身体は重いものの、歩く力はまだ残されていた。

――俺は、今も生きて、立っている。

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いつもと変わらぬ朝。
いつもと変わらぬ日常。

“世界結界”に守られている、全ての人々にとって。
それは、真実でなければならない。

〔承前〕

既に、辺りは薄暗くなりかけていた。
翳が去ってから、俺の心は大きく乱れ、揺らいでいる。

 何故、ああまでして、彼女を引き止めようとしたのか。
 何故、彼女に向けてあのような言葉を口にしたのか。

その理由は、俺にはわからなかった。

帰り道、近所の公園で泣いている子供を見かけた。
転んで膝を擦り剥いたのだろうが、近くに親らしき人の姿はない。

俺は子供嫌いではないが、なにせ子供の方から避けられる性質だ。
だから、普段は殊更に怖がらせないよう、あえて接触しないようにしている。
ただ、怪我をしているなら放っておくわけにもいかないだろう。
そう考えた俺は、その子供へと歩み寄っていった。

神凪のチームに参加して、第3回黙示録・バトルカーニバルと出場してきた。
チーム名は『肉体凌駕は三回以上!』という気合の入ったものだったが、結果はノルマ達成ならず。
ある意味、俺としては勝敗よりも悔しいな……。

彼岸ということで、両親の墓参りに行った。
本来なら、中日に祖父と共に向かう予定だったのが、野暮用でこの日に回さざるを得なかったのだ。

土曜の午後とはいえ、彼岸の最終日ともなると人の姿はまばらで、我が家の墓の周囲には俺を除いて誰もいない。
今にも降り出しそうな曇天の下、俺は久々に両親との時を過ごしていた。

能力者たちによる大会“学園黙示録”が始まり、俺の周囲もかなり慌しくなった。
大会の感想などはまた後日にするとして、今日はその前の話をしてみようと思う。
環境が変わったためか、ここのところ新たな出会いが多い。
それは人であったり、あるいは別のものであったりする。
銀誓館学園に転入した日。
俺はまず、思いがけない再会をすることになった。
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