いつもと変わらぬ朝。
いつもと変わらぬ日常。
“世界結界”に守られている、全ての人々にとって。
それは、真実でなければならない。
今まで、平穏の中に護られて生きていたというなら。
これから、俺はその平穏を護る楯となろう。
“力”に目覚めた者の、一人として。
戦う剣を持たぬ、人々の生きる場所を。
命を賭して戦う、友たちの帰る場所を。
護り抜く、砦の一角として。
力の続く限り、俺はあの戦場に立とう。
必ず、生きて帰る。
必ず、生きて帰れ。
それは、誓いであり、祈りだった。
【♪疾走~KIMELLA-3/ZABADAK】