近日公開予定の連作SS(もはやショートという長さじゃないので、サイドストーリーの略とお考え下さい)の予告編、のような文章。
ハッキリ言って自己満足全開なので、ご覧になる際はその旨をご了承下さいませ。
実は、此方に触発されて一度やってみたかったとか……其方のようにカッコ良くならなくて、すみませんすみません(略)
本編は既に(温泉旅行締切前に)完成済みのため、近日中に公開します。
時間軸としては温泉旅行の直後(3月上旬?)くらいを想定していたのですが、銀雨の本家がジェットコースターだったおかげで公開タイミングを逃していたという……。
――お前が大人になったら、会いに来るよ。
それは、遠い昔に交わされた約束。
――大きくなったな。あいつにそっくりだ……。
18年の時を経て訪れた、恩師との再会。
――渕埼の家系が、どうして代々短命なのか考えたことはないか?
語られる言葉は、過去より人を絡めとる、呪縛。
――それが渕埼の……“呪い”の正体だ。
「死にませんよ。少なくとも、まだ……決まったわけじゃない」
師弟の決別、そして――。
――お前を、この手で殺すことになるなんて……本当に残念だ。
全てを賭けた、闘いが始まる。
『この度の運命予報――中心にいるのは渕埼先輩、貴方です』
一本の電話から、告げられた未来。
「はっきり視たのかと――そう、訊いているんだ」
運命に、抗え。
「そのために……俺に力を貸して欲しい」
これからも、生き抜くために。
――来てくれたんだな。
もはや、言葉は要らない。
――長かった……本当に長かった……!
語るものは、互いの拳のみ。
「また、いずれお会いしましょう――」
終りを告げるものは、何か?
【The last curse in my blood】
―血と拳の呪縛―
近日公開予定